飛翔せる魂の歌

美しく危険な魂たちの哀歌

朝がまたくるから (花とゆめCOMICSスペシャル)作者: 羅川真里茂出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2010/04/19メディア: コミック購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (37件) を見る書名:朝がまたくるから (花とゆめCOMICSスペシャル) 作者:羅川真…

私の光

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つながっている

あ、つながっているという安心感 君に 世界に 昨日の自分に

我に力を

力が欲しい たとえそれによって 自由を 失ったとしても 私は今 力が欲しい

からっぽ

君もいつか気づくだろう 僕がからっぽだということに のぞいてみて驚くだろう そこには何もないのだから 隠していたわけじゃない 僕は黙っていただけだ 君が僕に何を見たのか知らないが 最初から僕はからっぽだったんだ 騙すつもりなんかなかった だって信じ…

僕でありたいと思った

ずっと誰かになりたかった それは宮沢賢治であったり 二宮金次郎であったり ガンジーだったり ニーチェだったり 三島由紀夫だったり 中学の時の親友だったり 大学の時に語り合った友だったり とにかく自分じゃない誰かになりたかった とにかく自分でありたく…

やさしさの輪

やさしい気持ちはガラスのよう だから私たち輪になろう 手に手をとって やさしさの輪を作ろう やさしい気持ちは風のよう だから私たち輪になろう 手に手を取って やさしさの輪を作ろう 左の手をしっかりと握って 右の手をさしのべてあげよう やさしさの輪の…

ひとりもせんにんも同じ

ひとりを動かせる人は ひとりを動かすといい ひゃくにんを動かせる人は ひゃくにんを動かすといい せんにんを動かせる人は せんにんを動かせばいい ひとりを動かせる人は せんにんは動かせない ひとりを救える人は ひとりを救うといい ひゃくにんを救える人…

タナトス

世界の消滅と 人々の幸せとを 同時に願うことは 間違っていることだろうか

虚無の浜辺にて

ふたりは少しはなれて座っている ひとり分くらいはなれて ふたりは前を向いている 決して横を向くことはない ふたりは言葉を交わすことがない ただ静かに座っている わかっている アナタハソコニイル ただそれだけで ワタシハミタサレル 無限の時が流れてい…

滅美

よきものは逝き 美しきものは散る 残るはただ醜いものばかり 本当だろうか 逝くものがよく 散るものが美しいのではないだろうか そして残るものが醜さを背負っていく

誰も愛せない

誰にでも優しく 誰とでも仲良く 誰にでも公平に 誰とでもつつがなく 誰も愛していない 誰も愛せない 誰からの愛も受け止められない 誰も愛せない

罪を憎んで美を憎まず

ああその端正な御姿は 憂いを帯びた面立ちは 私には罪であるとしか思えない ちがう そなたのそのまなざしこそが あやまちの源憎むべき罪なのだ

ノーブレス・オブリージュ

きみにとふ その覚悟 ありやなしやと

ほつれていく

ほどけていく それは確かな感触 世界がゆっくりと崩壊していく 何もかもがどうでもよい 視界がぼやけていく 少しずつ 私はこの世界から はなれていく

絶望の理由

私が求めているものは この世界にはなかった しかし世界は この世界以外にはなかった

この星のどこかで

どうして笑うことができるだろう 今この瞬間にも どこかでだれかが 苦しみ 悲しみ 泣いているというのに

生きる理由

必要としてくれる人がいる それだけで生きていける

魅せられしもの、炎に飛び込み、その身を焦がす

美しいものだけを追い求めて何が悪い 美しいものだけに心奪われて何が悪い 美しいものだけを受け入れて何が悪い 美しいものに魅せられて 人生を棒にふって何が悪い

明日などいらない

これから先が 10年であっても 1年であっても たとえそれが1日でしかなくても 私はもう知ってしまったのだから

何故だろう 電線の青空 久しぶりな気がする

勇ましく進め 破滅に向かって ただひたすらに 前へ前へ

いつか終わる夢

そんなにあせらなくても大丈夫だよ 終わりは必ず訪れるものだから

私の望む世界は皆の望まない世界 皆が望む世界は私の住むことのない世界

あこがれだとか あのむこうへだとか どこかとおくへだとか ぜんぶじぶんによっているだけなんだろうけど どうしてだろう わかっていても このきもち おさえられない いってしまいたい

私の存在が あの人にとっての 桎梏となっていないことを

この体は大地にかえそう しかしわたしは高く高く どこまでも高く はるか彼方まで あのそらの彼方まで

死して全ては等価になる 私の死に価値はない 私の生に価値がないように

ああこれが涙なら もしわたしが泣いているのなら ああこれが涙なら もしわたしが泣いているのなら

先がないのではない 先などいらないのだ むしろ先が約束されているからこそ 私は絶望するのだ