2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

仕込み

旅番組などで、タレントが出会う人びとや訪ねる(ことになる)店に対して、事前に番組スタッフが交渉し、了承を得ておくこと。 こちらは「やらせ」というよりは問題回避のための「礼儀」にあたる。 ただし、あまりにも普段と異なる言動を「仕込」んでしてしま…

「再現映像」

撮影のために、普段の「す」の行動を敢えて撮りやすい形で行ってもらうことがある。 これは、実際に起きたことを撮したことにはならないので、このような映像には「再現映像」というテロップを入れる必要がある(可能性が出てくる)。 もしテロップがないと「…

「演出の範囲」

バラエティなどでしばしば使われる言葉で、「面白さ」や「わかりやすさ」を優先するために、ある程度「正確性」を犠牲にしてでも解りやすい「演出」をすることに対して、それを正当化する際にしばしば用いられる。 度が過ぎると、「やらせ」に発展するリスク…

PD

1人の人間がプロデューサーとディレクターを兼任する時の呼称。

総合演出

ディレクターにつけられることのある肩書き。 プロデューサーよりも強い権限を持つ。

テレビ局員のキャリアパス

テレビ局社員は数年のディレクター経験で、あるいは直接、プロデューサーになる。 ただし、制作会社では、30代後半から40代のベテランディレクターがプロデューサーになることが多い。

局P

テレビ局の社員プロデューサー。 どの番組にも最低1人は存在し、番組制作の総責任者で制作会社を統括して番組クオリティのチェックを行う。 近年は、危機管理能力が特に求められている。

テレビ局の職種を一般の会社組織に置き換えると

プロデューサー:ある部署=番組の予算と部下を管理する責任を持つ「部長」 ディレクター:「課長」以下「平社員」まで。

放送作家のギャラ

深夜番組のネタ出しをを行う駆け出しの作家で1本あたり3〜5万円、ワイドショーや情報番組のレギュラーコーナーを担当する若手から中堅どころで10〜20万程度、バラエティのチーフ作家で30〜50万、ベテラン有名作家になれば1本100万円を超えることもある。 以…

座付き作家

特定のお笑い芸人と密接に関係する放送作家のこと。 若手のお笑い芸人と人気が出る前から一緒に仕事をして、彼らがメインを務めるクラスになると、そのまま番組のメイン作家となる

マスター

サブである副調整室に対して、主調整室のことを指す。 曲の番組が電波として問題なく送り出されているか、CMはきちんと挿入されているかなど放送の技術的な最終チェックを行う部門。 「放送実施部」というような名称で、一般のスタッフは立ち入り禁止となっ…

サブ内の番組スタッフ

サブのメインモニター正面に座るのは、スタジオ演出の責任者であるオンエアディレクター。 その日の担当ディレクターやチーフディレクターが務めることが多い。 その右隣が撮影部のリーダー、テクニカルディレクター。 カメラアングルを指示し、カメラを切り…

サブ

何十台ものテレビモニターやビデオデッキが並ぶ副調整室のこと。 普通はスタジオの隣や上に位置している。

スーパー

「重ね焼きする」という意味のスーパーインポーズを略したもの。 テロップと同義。 ちなみにテロップは、"Television Opaque Projector"という、テレビ画面に文字などを合成する装置の略称。

MA

マルチオーディオの略。 編集が終わったVTRにナレーションや音楽をつける作業のこと。

ライン編集

オフライン編集に対して本編集のことをこのように呼称する。 編集オペレーター(編集マン)が行う。 仕上がりの質が人の能力によって大きく左右される部分なので、優秀な「編集マン」は指名で仕事をすることが多く、奪い合いになることも多々。

オフライン編集

素材から必要な部分を抜き出し、構成案に即してカットを繋いでいく作業。 担当ディレクターが1人で行うことが多い。 プロデューサーにレビューしてもらって修正を入れたあと、本編集に移行。

ENG取材

Electronic News Gatheringの頭文字をとった業界用語。 かつてフィルムを使っていた現場でビデオカメラを用いるようになったときに使用されるようになった言葉であり、単にビデオカメラを使った取材のことで、あまり大仰な意味はない。

クルー

番組の取材班のこと。 ニュース系の番組の企画コーナーで3〜6名編成。 6名の場合は、ディレクター、AD、リポーター、カメラマン、音声、照明(もしくはカメラアシスタント)。 3名の場合は、ディレクター、カメラマン、音声、という編成が多い。

ATP

Association of All Japan TV Program Production Companies(社団法人全日本テレビ番組製作社連盟)の略称。 日本における業界「大手」が中心となって設立した番組制作会社の団体。 正会員社だけで130社を数える。

棚卸資産の評価方法

方法名 説明 個別法 個別の商品に対して原価を設定する方法 総平均法 一定期間内での「受入金額の総額」を「総受入数量」で割って求める方法。簡単なのでよく使われるが、期間の終わりにならないとそれぞれの単価が解らないというデメリットあり 移動平均法 …

入荷処理の理由別仕訳科目表

入荷理由(区分) 仕訳科目 仕入れ入荷(入荷) 仕入 受入(製造目的) 製造原価 受入(消費目的) 経費 倉庫間移動 なし サンプル入荷 仕入 返品受入 売上値引・返品

ノー検品

到着した商品の品質確認を行う「検品」をまったく行わずに、到着した商品等をそのまま受け入れるやり方。 誤送の発生率が10万分の1程度であれば、可能であると言われている。

摘み取り型ピッキング

ピッキングの1方式。 配送先ごとのカートとともに倉庫内を移動しながら、商品を集める。 複数の配送先に対して同一商品が少ない場合に種まき型より効率的になる。

種まき型ピッキング

ピッキングの1方式。 複数の配送先に必要な数量をまとめて商品ごとにピッキングし、それを別の場所(荷さばき場)に用意された配送先ごとのカートに分配していく。 「種まき方式」とも呼ばれる。 複数の配送先に対して同一商品が多いケースで効率的。 ex. 年賀…

ピッキング

倉庫内で補完している棚から、出荷のために倉庫内で必要な物を集めて回ること。 倉庫内の各ロケーションを回って、「出荷指示書」の順番通りに物を集めていき、集荷場所まで運ぶ。 ピッキングの方式により、倉庫内での効率の良い商品の配置場所が決められる。

出荷処理の理由別仕訳科目表

出荷理由(区分) 仕訳科目 売上出荷 売上原価 払出(製造目的) 製造原価 倉庫間移動 なし サンプル出し 販売促進費 経費出庫 研究開発費など 廃棄処分 廃棄損(売上原価 or 営業外費用)

クロスドッキング(クロスドック)

入荷された商品を在庫することなく物流センターで仕分けして直ちに出荷する。 XDと略して呼ばれることもある。 実現のためには以下の条件が必要。 異なるメーカーからのリードタイム(完成までの時間)を正確に把握して、 (異なるメーカーからの異なる商品群の…

ハブアンドスポーク

物流拠点(倉庫)の配置方法の代表的な配置法。 中心となる物流センター(ハブ)から地域拠点の倉庫に対して自転車のスポークのように物流の流れが伸びている様子から、この名称で呼ばれる。

ロット

同じ条件(同じ日、同じ生産ライン)で生産された製品群のこと。 同じ条件で生産されたものは同じ品質特性をもつため、トレーサビリティを要求される商品では、ロット管理が必要になる。 ロット番号によって管理する。 (このロット番号は、原料・加工・流通の…