ビジネス用語

交渉における譲歩

譲歩交換−相手が立場を変えることを条件にこちらも立場を変えること。 好意の譲歩−何の見返りも要求せずにこちらが一方的に譲歩すること。

リレーションシップ・バンキング

借り手である顧客との長期的・継続的関係を重視した信用取引を行うこと。 金融機関にとっては、取引先との関係を密にすることで、正確な情報を得ることができる。 顧客にとっては金融機関に信用してもらうことで、より(低利で)融資をして貰いやすくなる。 特…

CP

CP(Commercial Paper)とは、ある程度の信用のある企業が、オープン市場から短期の資金を調達するために発行する無担保の約束手形。 企業救済のために中央銀行がこれを受け入れるというような形で、資金繰りが悪化した時の当座しのぎとして利用されることがあ…

プロシクリカリティ

プロシクリカリティとは、景気の後退によって、銀行の融資した企業が業績不振となり、その企業に対する債権の価値が低下することによって、銀行の自己資本を毀損してしまうこと。 景気循環増幅効果。

チャプター11

チャプター11とは、連邦倒産法第11章のこと。 日本の民事再生法にあたる。

MBO

MBO(Management Buyout)とは、企業や事業部門の経営者・幹部職員が既存のオーナー(株主や親会社)から株式等を買い取って経営権を取得すること。 中小企業の事業継続や、子会社の独立などの場合に行われる。 経営陣のみの手持ちの資金では買い取ることが難し…

グロース・ファクター

グロース・ファクターとは、現在の企業が潜在的に持っている、成長の可能性。 企業は、新製品の開発、事業の改革などによって成長する(その結果今よりも多くの利益を産み出す)可能性があるが、買収時に用いられるEV/EBITDA倍率という指標では、これらはまっ…

企業買収時に用いられる企業価値の指標

企業買収時によく用いられる企業価値の指標は、EV/EBITDA倍率である。 これは、企業の買収に必要な時価総額と買収後に返済すべき純負債をEBIDAの何年分で回収できるかを示している。

EV

EV(Enterprise Value)とは、会社が生み出す将来のフリーキャッシュフローを割引いた現在価値のこと。 企業価値。

EBITDA

EBITDA(Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization:イービットディーエー)とは、企業価値の指標の1つ。 収益に対して、支払利息・税金・減価償却などの計算を行う前の値を用いる。 減価償却などの計算方式は国によって異なるため、これ…

チャイナ・ウォール

顧客サービス部門と投資部門が明確に分離していることを顧客に対して説明するために投資銀行が用いる用語。 チャイナ・ウォールとは万里の長城のことで、顧客に対して「2つの部の間にはチャイナ・ウォールがあります」と説明することで、顧客サービス部門に…

ゼネラルパートナー

パートナーシップとは、複数の出資者が共同である事業や事業に対する投資を行う契約を結ぶこと。 企業と異なり、法人税が課税されない。 ゼネラルパートナーは、事業の債務・責任に対して無限責任を負って、事業を執行する。 対して、有限責任であるパートナ…

LOI

LOI(Letter Of Intent)とは、詳細な条件が未定の段階で、金融機関が一定の条件を前提として投資の意志を事業者に表明する文書。 投資の意思表明書。 これに法的拘束力があるかどうかは議論の的となっている。

マーチャント・バンク

イギリス特有の金融機関で、国や地方自治体、大手企業や資産家などの大口の顧客を対象に、銀行業務や証券発行の仲介、引き受け、M&Aの仲介、アドバイス業務、投資顧問業務などを行う専門の金融機関のこと。 アメリカではインベスト・バンクがこれに該当する…

劣後ローン

債務弁済の優先順位が劣るローンのこと。 会社を整理する際などに、債務者への支払いが後回しになる。 リスクが高い分、金利が高く設定されている。 株式に近い性格を備えているため、自己資本の一部として加えることを認められている。

業務モデル

DFDを用いた業務分析・解析の作成手順 ←1. 現_物理モデル 現状を分析して実態をモデル化する(※まだ具体的なシステム名や機能名が残っている状態) ↓2. 現_論理モデル 1.を抽象化して更に抽象度の高いレベルでの分析を可能とする(例えば、PDCAサイクル、のよう…

KPI

KPI(Key Performance Indecator)とは、企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した、具体的な業務プロセスをモニタリングするための指標。 重要業績評価指標。 ex. 事業単位別・顧客別の売上高や利益率、生産リードタイム、納期遵守率、製品の不良率、…

HUT

"households using television"の頭文字をとった略称。 放送中のテレビを見ている人の割合で、各局の視聴率を合計したもの。 生で放送を見ている人の割合と同義。 ビデオリサーチ社が発表した指標。

赤坂不動産

某TV局につけられた異名。 本業のテレビ事業が赤字だったにもかかわらず、旧本社跡地を再開発した土地からの家賃収入から得られた不動産事業の収益により、決算が黒字化したのでこう呼ばれるようになった。

CMの間引き

文字通り、スポンサーからお金を貰っておきながら、そのCMを流さないこと。 現在は、電波に乗って発信される特殊な「コード」をコマーシャル素材に埋め込む方式が普及している。 このコードの受信による確認照合が行われているため、このようなことはできな…

ステブレレス

ステーションブレイクをなくし、前の番組に続いて次の番組を流す手法。 ステーションブレイクのCM中に視聴者がチャンネルを切り替えてしまうのを防止することが目的。 同系統の番組であればそのまま見てくれる視聴者が多いので効果が高いとされている。 しか…

ステブレ

ステーションブレイクの略。 番組と番組の間にあるコマーシャル枠のこと。

フライング編成

毎正時ちょうどではなく、その数分前に番組を始めること。 「またぎ編成」と呼ばれる場合もある。 CMになるとチャンネルを切り替える視聴者が多いことから、CMが多い時間帯に番組を始め、チャンネルを切り替えた視聴者を確保することが目的。

山場CM

CMを見てもらうために、CM前にわざと盛り上がりを作ること。 慶應義塾大学の榊博文教授による命名。 業界用語ではない。 業界では「引き」「引っぱりを作る」「フック」「CMまたぎ」などと言われている。

視聴質

近年「視聴率」に代わる基準として提起されている新しい概念。 ただし、明確な測定法などは定義されていない。 (2010/01/17現在)

コマーシャルの総量規制

1週間のコマーシャルの総量は、日本民間放送連盟(民放連)により、「総放送時間の18%以内」と決められている。 (放送基準148) ※放送基準 ( http://www.mro.co.jp/mro-info/18kokoku.htm ) 北陸放送株式会社のHPより

GRP

"Gross Rating Point"の頭文字をとった略称。 計算方法は以下の通り。 視聴率 × コマーシャルの本数(※) ※コマーシャルは15秒を1本と計算する ex. 視聴率20%の番組 × CM100本 = 2,000GRP

タイムCM

「提供」とも言われる。 その番組で「提供」として紹介され、金額に応じてその会社のコマーシャルが放送枠内で流れる。 1社だけで1番組を提供する「1社提供」番組と、数社でシェアする形がある。 対して、番組とはひも付かないCMのことをスポットCMという。

仕込み

旅番組などで、タレントが出会う人びとや訪ねる(ことになる)店に対して、事前に番組スタッフが交渉し、了承を得ておくこと。 こちらは「やらせ」というよりは問題回避のための「礼儀」にあたる。 ただし、あまりにも普段と異なる言動を「仕込」んでしてしま…

「再現映像」

撮影のために、普段の「す」の行動を敢えて撮りやすい形で行ってもらうことがある。 これは、実際に起きたことを撮したことにはならないので、このような映像には「再現映像」というテロップを入れる必要がある(可能性が出てくる)。 もしテロップがないと「…