むしろこのくらい徹底している方が気持ちよい
- 作者: 実務技能検定協会
- 出版社/メーカー: 早稲田教育出版
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 単行本
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著者:実務技能検定協会
■評価:優
情報:◎ 演習:△ 構成:△ 日本語:○ 実用性:◎
難易度:易 費用対効果:◎ タイトルと内容の一致:○
お勧め出来る人・用途 :同試験を受験する人・これ1冊だけで合格を目指す
お勧めできない人・用途:同試験を受験しない人・ビジネス文書に関する知識を身につける
■所感
さすがに主催団体の公式ガイドだけあって、資格取得に必要な全ての情報が盛り込まれている。
本書の内容を読んで理解できる人であれば、試験対策としては本書1冊で十分であると思われる。
(勿論、内容を覚えるという作業が必要になる。あくまで「情報」として十分であるという意味なので間違いのないよう)
資格試験の場合は、大抵本書のようなテキスト的なものの他に、「問題集」が必要になるものだが、この検定に関しては、本書に書いてあることをしっかりと理解して覚え、実際にその通りの文章を書くことが出来るようになれば十分である。
(それとて容易ではないことはいうまでもないが)
1,2級併せた形での内容となっているが、弊害はない。
むしろ併せて学習する方が効率がよいくらいである。
併願も可能なので、併願する人にとっては、なお一層、コストパフォーマンスの良い参考書であると言える。
ただし、汎用性はあまり期待しない方がいい。
確かに本書で学んだ内容は、「ビジネス文書」に関する知識として役に立つことは間違いないが、あくまで本書は資格試験の案内であり、それ以上のものではない。
「ビジネス文書」に関して広く或いは深く学習したい人は他を当たると良いだろう。