届け、本当にそれを必要としている人の元へ

明日、私は郵便局に行く。
大切なものを返しに行く。

危うく私は奪ってしまうところだった。
本当にそれを必要としている人の手から。
それも自分の感傷のためだけに。


それはいけないことだよと教えてくれたあなたに感謝しながら。
突然の申し出にも拘わらず、異例の対応をしてくれた方に感謝しながら。


忘れていた。
自分で言っていたことなのに。
本は必要な人のところにあるのが幸せだと思う


明日私は郵便局に行く。
大切なそれが、
本当にそれを必要としている人の元に届くことを信じて。

その声を想い出すの・・・
星空にひびき出す・・・


君に届け→ by FIRE BOMBER