金融

意外にペンギンの方だったりして

電子マネー戦争Suica一人勝ちの秘密―魔法のカードの開発秘話と成功の軌跡作者: 岩田昭男出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2005/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (39件) を見る書名:電子マネー戦争Suica一人勝ちの秘密―魔…

リレーションシップ・バンキング

借り手である顧客との長期的・継続的関係を重視した信用取引を行うこと。 金融機関にとっては、取引先との関係を密にすることで、正確な情報を得ることができる。 顧客にとっては金融機関に信用してもらうことで、より(低利で)融資をして貰いやすくなる。 特…

CP

CP(Commercial Paper)とは、ある程度の信用のある企業が、オープン市場から短期の資金を調達するために発行する無担保の約束手形。 企業救済のために中央銀行がこれを受け入れるというような形で、資金繰りが悪化した時の当座しのぎとして利用されることがあ…

プロシクリカリティ

プロシクリカリティとは、景気の後退によって、銀行の融資した企業が業績不振となり、その企業に対する債権の価値が低下することによって、銀行の自己資本を毀損してしまうこと。 景気循環増幅効果。

チャプター11

チャプター11とは、連邦倒産法第11章のこと。 日本の民事再生法にあたる。

MBO

MBO(Management Buyout)とは、企業や事業部門の経営者・幹部職員が既存のオーナー(株主や親会社)から株式等を買い取って経営権を取得すること。 中小企業の事業継続や、子会社の独立などの場合に行われる。 経営陣のみの手持ちの資金では買い取ることが難し…

グロース・ファクター

グロース・ファクターとは、現在の企業が潜在的に持っている、成長の可能性。 企業は、新製品の開発、事業の改革などによって成長する(その結果今よりも多くの利益を産み出す)可能性があるが、買収時に用いられるEV/EBITDA倍率という指標では、これらはまっ…

企業買収時に用いられる企業価値の指標

企業買収時によく用いられる企業価値の指標は、EV/EBITDA倍率である。 これは、企業の買収に必要な時価総額と買収後に返済すべき純負債をEBIDAの何年分で回収できるかを示している。

EV

EV(Enterprise Value)とは、会社が生み出す将来のフリーキャッシュフローを割引いた現在価値のこと。 企業価値。

EBITDA

EBITDA(Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization:イービットディーエー)とは、企業価値の指標の1つ。 収益に対して、支払利息・税金・減価償却などの計算を行う前の値を用いる。 減価償却などの計算方式は国によって異なるため、これ…

顧客サービス部門と自己勘定投資部門との力関係

がんばっても地味な収益しかあげられない顧客サービス部門に対して、相場を張ることで巨額の収益をあげていた自己勘定投資部門は、「おまえらは自分たちに取引をもってくるサービス部門でよい」と言い切るほどであったという。 「リーマンショック」以前の話…

チャイナ・ウォール

顧客サービス部門と投資部門が明確に分離していることを顧客に対して説明するために投資銀行が用いる用語。 チャイナ・ウォールとは万里の長城のことで、顧客に対して「2つの部の間にはチャイナ・ウォールがあります」と説明することで、顧客サービス部門に…

ゼネラルパートナー

パートナーシップとは、複数の出資者が共同である事業や事業に対する投資を行う契約を結ぶこと。 企業と異なり、法人税が課税されない。 ゼネラルパートナーは、事業の債務・責任に対して無限責任を負って、事業を執行する。 対して、有限責任であるパートナ…

自己資本の20〜30倍もの借り入れが出来る理由

投資銀行が自己資本の20〜30倍もの借り入れが出来るのは、彼らが預金金融機関ではないために、BISの自己資本規制の対象にならないからである。 ちなみにBIS規制の対象になっている商業銀行は、自己資本比率が10%だった場合、自己資本の10倍までしか借り入れ…

LOI

LOI(Letter Of Intent)とは、詳細な条件が未定の段階で、金融機関が一定の条件を前提として投資の意志を事業者に表明する文書。 投資の意思表明書。 これに法的拘束力があるかどうかは議論の的となっている。

マーチャント・バンク

イギリス特有の金融機関で、国や地方自治体、大手企業や資産家などの大口の顧客を対象に、銀行業務や証券発行の仲介、引き受け、M&Aの仲介、アドバイス業務、投資顧問業務などを行う専門の金融機関のこと。 アメリカではインベスト・バンクがこれに該当する…

劣後ローン

債務弁済の優先順位が劣るローンのこと。 会社を整理する際などに、債務者への支払いが後回しになる。 リスクが高い分、金利が高く設定されている。 株式に近い性格を備えているため、自己資本の一部として加えることを認められている。

勿論、某国策的金融機関にも預けるな、と

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)作者: 勝間和代出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/16メディア: 新書購入: 28人 クリック: 510回この商品を含むブログ (516件) を見る書名:お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と…