ITストラテジスト(IPA)

バランススコアカード

略称は、BSC。 戦略をアクションに落とし込むためのコンセプト。 (a)財務の視点−株主をいかに理解するか (b)顧客の視点−顧客をいかに理解するか (c)業務の視点−成功のためにはどのような業務に優れていなければならないか (d)学習と成長の視点−変化し、向上…

マーケットシェアの定義

年間取引実績金額÷年間購買推定金額=(この取引先企業内の)マーケットシェア

製品のライフサイクル

製品のライフサイクルは以下の通りとなる。 尚、これらは縦軸に市場成長率、横軸に自社シェアをとった、2次元空間の象限として表現される(PPM:Product Portfolio Management)。 ↓導入期−問題児(市場成長率:高、自社シェア:低) ↓成長期−花形(市場成長率:…

企業戦略立案の手順

以下の手順で行う。 経営戦略の策定 情報戦略の策定 全体計画の立案 中長期情報システム計画の立案 当年度情報システム計画・個別システム開発計画の立案

プロダクトミックス

プロダクトミックス(分析)とは、企業が販売している製品の構成が適切であるかを考慮する視点である。 この観点から、製品の価格を決定する。 具体例) 取り扱う製品の種類 各製品のサイズ、色、型、価格などの品揃え 各製品の生産設備、販売経路などの組み合…

市場分析の例

需要分析 商圏分析 流通チャネル分析

業務モデル

DFDを用いた業務分析・解析の作成手順 ←1. 現_物理モデル 現状を分析して実態をモデル化する(※まだ具体的なシステム名や機能名が残っている状態) ↓2. 現_論理モデル 1.を抽象化して更に抽象度の高いレベルでの分析を可能とする(例えば、PDCAサイクル、のよう…

KPI

KPI(Key Performance Indecator)とは、企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した、具体的な業務プロセスをモニタリングするための指標。 重要業績評価指標。 ex. 事業単位別・顧客別の売上高や利益率、生産リードタイム、納期遵守率、製品の不良率、…

切替工数

製品Aを制作するためのセッティングから、製品Bを制作するためのセッティングに切り替えるための工数。 製造業では「段取り時間」と呼ばれる。 切替工数をどれだけ削減できるかが、製造工程の重要な課題の1つである。

3PL(サードパーティーロジステクス)

3PL(3rd Party Logistics) は、企業の流通機能全般を請け負うアウトソーシングサービスのこと、またはアウトソーシングすること。 ただし、単に物流機能を第三者に丸投げするのではなく、発注先を「市場競争力の向上を」目指していくパートナーとして、リー…

シェアードサービス

シェアードサービスとは、複数の企業グループ内で共通する人事・経理・総務・情報システム開発などの間接業務を、1つの組織で集中する仕組みのことシェアードサービス導入の利点は、以下の通り複数の企業の間接業務を一括して遂行するために生産性が向上する…

SCMを利用した業務改革

SCMを導入する場合、自社が担当する業務の範囲、他企業と授受する情報の明確化を行う必要がある自社が担当する業務範囲は、自社が得意な部分に限定する。他企業と授受する情報は、データ項目・データ量・授受頻度・タイミング・データ伝達方法などを定義する…

SCM

SCM(Supply Chain Management) は、製品の供給全体の管理であり、原材料や資材の調達・製造・物流・販売の一連の業務を総合した管理である。それぞれの業者という枠を越えて、調達から販売までの一連の情報を共有化して最適化する。

シングル段取りのための改善

シングル段取りを実現するためには以下の2つの改善を行う必要がある加工に必要な工具や金型の整理・整頓、加工機械の整備、製造現場の清掃などの基本動作の励行内段取り(製造設備の運転を止めなければならない段取り)の外段取り(製造設備の運転を止めなくて…

シングル段取り

製品の製造工程において、段取り(ある製品の加工が終わってから次の製品の加工まで)に要する時間が10分以内であることをシングル段取りと言い、段取り時間目標の1つの指標となる10分未満は0〜9の1桁なので、「シングル」段取りと言う

RFM分析

RFM分析とは、データベースマーケティングにおける顧客データ分析手法の1つであり、内容は以下の通りRecentry最新購買日最近購入した顧客の方が昔に購入した顧客より良い顧客と考える。Frequency購買頻度何度も購入してくれた顧客の方が、少ない顧客より良い…

業務改革

業務改革は、情報戦略の中核をなし、全体計画にも反映されるため、ITストラテジストにとって外すことのできない普遍的なテーマである単なる「システム導入」は業務改革ではない。「システム導入」はあくまで1手段でしかない。

RFID

RFID(Radio Frequency IDentification)とは、電波を利用した認証技術の総称である最近では電波による非接触通信とICチップの組み合わせがRFID技術の主流になっている

モバイル機器導入のデメリット

モバイル機器を導入することの考えられうるデメリットは以下の通りモバイル機器が、通信回線の圏外になった場合、予定した作業ができなくなる電池の容量が小さく、途中で電源断になる可能性がある画面が小さく、実用上、使用できるアプリケーションに制限が…

EAI

EAI(Enterprise Application Integration)とは、企業内の異なるシステム同士を連携させること、またはそのためのツールのこと

コールセンター

コールセンターの目的は顧客満足の向上および、電話応対業務を効率化である具体的には以下のような業務プロセスとなる1. 顧客が電話をすると自動音声応答が流れ、顧客は電話のボタンを押して処理を選択する2. 自動応答を聞くだけで用事が済む場合は、そこで…

SFA

SFA(Sales Force Automation)とは、営業支援のためのシステム、またはそのシステムを使って営業活動を効率化すること具体的に以下のような機能を持つ1. 営業日報を入力し、顧客情報を蓄積する2. パンフレット送付履歴、商談履歴、商談のプロセス、営業スケジ…

CRM

CRMとは、customer relationship managementの略で、顧客個別のニーズに合わせたOne to One マーケティングを行うための仕組み。CRMはシステム名ではないので、CRMを行うためのシステムは、「CRMアプリケーションソフトウェア」というような名称になるシステ…

システム移行のバリエーション

システム移行の種類は以下の通り一斉移行新システムへの移行を一時的に集中して行う方式拠点別順次移行新システムへ移行すべき拠点(支店・営業所など)が複数或る場合、それを幾つかにグループ化し、拠点ごとに日程をずらしながら順次移行する方式サブシステ…

スケジュールを明記する

個別システム計画には、必ずスケジュールを明記する

システムの利用部門の代表者を加える

システム開発プロジェクトには、利用部門の代表者を加える通常は利用部門の部長(例えば「生産管理部長」)となる

実現可能性検討段階の見積り精度向上

個別システム計画の実現可能性検討段階で行う見積りの精度は低いものにならざるを得ない→複数の専門家の意見を集約するデルファイ法を用いて見積りの精度を高める

目的と期待効果

期待効果とは目的を具体的に数値で表したものex.目的 − 顧客への納期短縮期待効果− 平均20%の納期短縮により、売上高が10%向上する

システム化の目的、QCD

Q:QualityC:CostD:Delivery (納期)

研修

研修方法には、集合研修・e-ラーニング・OJTがあり、一般にはこれらを併用する基礎的な知識を集合研修・e-ラーニングによって習得させた後、OJTによって実戦的な経験を積ませると効果的